【レビュー】美容本〈正しいスキンケア事典〉はアンプル1個我慢しても買うべき!
最近、このコスメブログを始めてから美容本を色々と読みあさっているのですが
という本に出会ってしまったのでご紹介!
素肌美人になれる
\正しいスキンケア事典/
スキンケア「事典」というと、なんだか堅苦しくて取っ付きづらい感じがありますが、大丈夫!
読みやすいように、イラストや写真も沢山載っています。
しかも項目ごとに独立しているので、気になる所だけ読み進めていっても問題ありません◎
Contents
どこがいいの?オススメする理由
- スキンケアを原点から見つめ直せる
- 各スキンケアのハウツーがわかる
- 間違った自己流スキンケア方法に気がつくことができる
- 監修者が3人いるので情報の偏りが少ない(気がする)
- 一冊持ってると辞書のように見直せて便利
まず、この事典は3人のビューティーエキスパートが監修しています。
- 吉木信子 先生(皮膚科医)
- 岡部美代治 先生(元化粧品開発者)
- 小田真規子 先生(栄養士)
医師・栄養士・化粧品開発者・・・という3方向からの専門家があつまっていて、生活トータルでスキンケアとし、ぞれぞれの視点で監修・アドバイスしてくれています。
ひとりの方が書いている美容本だとどうしても偏りがちになってしまう為、こういった複数人が監修している美容本は(化粧品検定のテキストもそうだけど)凄く良いなと思いました!
あとは、カテゴリー別、悩み別に分かれているので、凄く見返しやすい!
気になる部分だけ読んでもOKなので読みやすいです◎
「正しいスキンケア事典」の目次
- はじめに
- すべては肌を知ることから
- スキンケアの要〈保湿〉をおさらい
- デイリースキンケア正解ステップはこれ!
- 内側からのスキンケアで肌体力を底上げ
- 肌悩み解決の完全テクニック
- ボディの肌悩み解決完全テクニック
大きな目次はこのようになっています。
肌の構造の解説から(図解で分かりやすい)スキンケアの細かいやり方まで網羅しています。
で、まず「スキンケアの要〈保湿〉をおさらい」章からハッとさせられました。
” 化粧水=保湿という常識は一度捨てましょう “(P35)
「本当の保湿とは体の外から水分を取り入れるのではなく、体の内側から湧き出る水分を肌の中で保つようなサポートをすること」
だと…!!!
保湿の本質がわかる…!!
そして以下は皮膚科学的にみると間違った常識だそうです…!
- 肌がカサつくときは化粧水をたっぷりつける
- 化粧水はシートマスクでじっくり浸透すべし
- 化粧水が蒸発しないように油分でフタ
- テカリ・ニキビ肌なので保湿は省略してもよい
- 肌の潤いを逃がさないように洗顔料はしっとりタイプを選ぶ
「じゃあどうすればいいの?」というと…
セラミドなど水分保持力のあるものを選ぶことが大事だと!!
肌の角層の水分のうち80%以上はセラミドなどの「角質細胞間脂質」で出来ています。
んで、その「角質細胞間脂質」うちの40%がセラミド!
このセラミドを補うことが保湿力のある肌を作る「コスパの良い方法」なんだとか!
アイテムごとの丁寧な解説が使える…!!
今の「保湿は体の外から水分を取り入れるのではなく、体の内側から湧き出る水分を肌の中で保つようなサポートが重要」といったことの他にも
「化粧水をたっぷりつけるよりも保湿成分を与える」
「ファンデーションは油分の少ないものを」
などの気をつけるべきポイントを、なぜやってはいけないのか理論的に説明してくれてるのがこの本の良いところです◎
- クレンジング
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液&クリーム
- UVケア
の項目ごと必要性・やり方・やりがちなNGケアをそれぞれ載せてくれています。
「化粧水のなじませ方」「日焼け止めの塗り方」など、1から丁寧に写真付きで教えてくれます…( ᵕᴗᵕ )
肌悩み別解決方法が使える…!!
アイテム別だけでなく、肌悩み別にも8種類の項目に分かれており、悩みの項目ごとの解決方法を教えてくれます。
- 乾燥
- 毛穴
- ニキビ
- シミ
- くま
- シワ
- たるみ
- くすみ
それも「この化粧品を買え」とかではなくて
- 原因・メカニズム解説
- 種類分け
- 日常的にできるケアの仕方
- 取り入れるべき成分
- 根本的な問題解決方法
- 予防方法
- 内側から効くレシピ
まで教えてくれます!
一家に一冊欲しい美容辞典
目からウロコなだけでなく「そういえば、あの成分ってどうだったんだっけ?」「日焼けした時はどうすれば良いんだっけ?」など、事典のように使える一冊でした!
スキンケアの本質を知ろう!
「〜には〜が効く」「〜をすれば肌が〜になる」
そういった情報はSNSでも流れてきたりもするし、ググれば出てくるかもしれない。
でも、正しい情報と同じくらい偏った情報や間違った情報も溢れているし、いちいち調べたり誰が発信したものなのか辿るのも一苦労ですよね…。
本の良い所は
- 情報元がはっきりしているところ(著者、監修者)
- 項目と理論がセットでまとめてあるところ
だと思っています。
本で調べることで、結果的に時短にも繋がったりします◎
自分の中でスキンケアに対するひとつの軸みたいなものが出来上がったら、それを時代に合わせてアップデートしていけば良さそう!
いちいち情報に流されるより、長期的に見ると「そっちの方がラクそうだな〜」と思いました。
プチプラの化粧水1本で買える値段なので、それ買うよりもこの本買った方が将来的に考えてもマジでコスパ良いと思う。
せっかく良いスキンケアを買っても使い方が違えば効果も半減だし!
情報社会の今、基本の軸を持っている重要性を改めて感じました
おしまい。